IKEA BESTÅ (ベストー)で壁掛け収納をDIYしてみた

IKEA BESTÅ (ベストー)で壁掛け収納を作った時の話
ゆっきー
ゆっきー

こんにちは。
ゆっきー( @yukkiblog )です。

今回はIKEA BESTÅ (ベストー)で壁掛け収納を作った時の話です。

画像はうちのリビングです。
家を建てる時に、わたしにはどーしても譲れないことがあったのですが、
それがリビングのテレビ周りです。

  • テレビボードはフローティング(床から浮かせて壁掛けで設置)
  • テレビも壁掛け
  • 配線は可能な限り見えない部分に収納
  • テレビボードに間接照明をつける

テレビボードを床置きしてしまうと、テレビボードの下や裏の配線周りの埃すごいですよね…。
綺麗好きな人、掃除好きな人だとしても、テレビ裏まで毎日は掃除しないので溜まってしまうと思うんです。ハウスダストのアレルギーということもあるのですが、とにかく楽して綺麗に住みたい。あとは見た目がかっこいい。こういう理由からリビングのテレビ周りは壁掛けにすることを夢見ていました。

ただ壁掛けにするだけではなくて、間接照明を付けたいというのがあったので、流石にこれは素人には無理だなーっと考え、専門の業者さんに見積りをとったのですが、概算で40万程度かかるとのこと。

▼業者さんからのメール

「よし諦めよう」っと一時は思ったのですが、元々DIYは大好きなわたし。そこから自分でやると専門業者さんにお願いするのとどれくらいの差額が出るのかをまずは計算してみることに。

自分の要望を満たすテレビボードを探す

といっても元々テレビボードをフローティング設置したいと考えた時から探しまくっていたのでこれはIKEA一択でした。

まず市販品に関してはほとんどが、なんちゃってフローティング。実際には浮いてないんだけど、浮いてるように見せますよって商品なんです。あとはあるにはあるんですが、デザイン、値段、耐荷重などが微妙。

もう一案がオーダーメイド家具。値段を調べてすぐに却下。
家具だけで50万オーバー。無理です。

というわけでIKEA一択。見積もりをとった専門の業者さんも、IKEAの商品を利用するというお話でした。

IKEA BESTÅ (ベストー)

次に考えたのがIKEA BESTÅ (ベストー)をどのような組み合わせで使うかでした。これについても、IKEAが公式サイトにて「BESTÅ/ベストー プランナー」というパソコン上でシミュレーションできるサービスを提供しているので、これを使って考えました。

BESTÅ/ベストー プランナーはFLASHPLAYERを利用する必要があるためスマホからは利用できません。

▼ BESTÅ/ベストー プランナーで作成したシミュレーション画像

こんな感じで、実際の商品を使ってシミレーションできるんですね。
しかもですね、このシミュレーションで使った商品の詳細一覧、総額計算、PDFでの出力までしてくれるという至れりつくせり。商品詳細には、 その商品がどこのにあるかまで記載してくれてますし、見た目で作っただけなのに必要な部材も計算して載せてくれます。

▼ BESTÅ/ベストー プランナーで自動作成されるショッピングリスト

これは本当に便利
商品代金が11万程度。専門業者さんに頼むと40万程度。その差額29万。
うーん、技術料がそんなにするなら素人だと厳しいかな…。
自分でDIYで出来るか心配になってきましたが、逆に自分で出来るなら29万浮くということ。さあどうするか。

壁掛け収納のDIYに必要な工具は?

自分でやるということは、工具類も自分で準備する必要があります。
基本的に、IKEAの家具はプラスドライバーさえあれば組み立て可能ですが、今回はかなりの物量なのと、間接照明を仕込んだり、裏に配線を通すために穴をあけたりしてカスタマイズする必要があります。それを踏まえて自前の工具でそれが可能か?持っていない工具を購入するのならいくらかかるのか?を調べました。

  • 電動ドリルドライバー
  • 水平器
  • 下地センサー
  • 充電ドリル用自在錐
  • メジャー
  • 定規
  • 脚立
  • マスキングテープ
  • 鉛筆
  • 針金

電動ドリルドライバー

間接照明を仕込む穴あけと、壁へのビス打ち込みのために必要。
わたしはすでに持っているので今回は購入する必要ありません。
参考までに価格とわたしのおすすめです。

▲マキタのインパクトドライバ(18V 6Ah)はプロユースの製品で安心の日本製。なだけあって結構なお値段です。DIYでたまにしか使わないのにもったいないと感じる方がほとんどだと思います。わたしも最初は中国製の安価なインパクトドライバを使っていたのですが、わずか半年2回の使用で駄目になり買い替える羽目に。使用用途の幅が広く一番良く使うので今後もDIYを考えている方、壁掛け収納をDIYしようと考えているのならおすすめです。

▲マキタのペンドライバドリル ( 7.2V 1.5Ah )もプロユースの製品で、もちろん安心の日本製。わたしが最初に購入したマキタ製品がこちらの旧製品です。軽くてDIY初心者でも使いやすいのでおすすめなんですが、トルク(パワー)が足りないことがあり、追加でインパクトドライバ(18V 6Ah)を購入した経緯があります。
ただ、インパクトドライバは重いのでずっと使ってると重いんですよね。わたしは上記2商品を用途によって使い分けています。

水平器

これも必須道具。壁に設置する際にきちんと水平がとれているかの確認で使用します。水平器を利用すると自分の感覚だけではわからない歪みをなくし、完全に水平に設置できます。
これもわたしはすでに持っているので今回は購入する必要ありません。参考までに価格とわたしのおすすめです。

▲DIYでの利用ならこの水平器一択。水平を図りたい物の上に置くだけで、水平・垂直・45度がとれるすぐれもの。良い点も悪い点も300mm(30cm)という長さで、スペースがない場合は少し困ります。壁掛け収納のDIYの場合そういう問題もないと思うのでおすすめです。

▲DIYの趣味が高じて、わたし第二種電気工事士の免許持ってるんです。コンセントの増設などの電気の配線を自分でできる国家資格です。この水平器の一番のメリットはコンセント部の位置決めがこれ一つでできること。わたしは単純に使い慣れているのだけかもしれないので参考までに。透明で後ろが透けて見えること、マグネット付きであること、軽くてコンパクトなこと、鉄製じゃないので、落としてしまった時に床のへこみなどもしにくく、逆に水平器の精度が落ちることも少ないです。

下地センサー

家の壁紙(クロス)の裏は、大抵は石膏ボードというわりともろい素材で作られています。石膏ボードの裏は間柱などの下地が入っているところと空洞のところががあります。空洞部分にビス(木ネジ)などを打ち込んでも石膏ボードはもろいためまったく意味がありません。ですので、間柱などの下地が入っている個所を探す必要があります。下地センサーは素人でも簡単に下地が入っている個所を調べる便利道具です。

下地の素材が石膏ボード以外はこちらの方法で調べられない、そもそも壁掛け収納が設置できない可能性があるのできちんと調べてから進めてください。

▲下地を検知すると光と音でお知らせしてくれる下地センサーです。使い方がわかるまで少し時間がかかりますが、使い方の動画や説明がわかりやすく公開されているのできちんと使い方を理解できれば下地探しはこれ一つで十分です。

▲下地探しどこ太は細い針を石膏ボードに突き刺して、突き抜けるか途中で止まるかで下地を探す道具です。マグネット付きがおすすめで、止まったから下地があると思い、ビス(ネジ)を打ち込んだら、石膏ボードを止めているビス(ネジ)に当たってしまった。というようなことを避けることができるからです。逆に言うとマグネットがあれば、ビス(ネジ)の場所がわかるため必然的に下地のおおまかな場所がわかります。

充電ドリル用自在錐

電動ドリルドライバーを利用して正円の開口を開けるための道具です。同様のものにホルソーと呼ばれるものもありますが、値段がそこそこ高くさらに正円の寸法ごとに買い足す必要があります。その点、自由錐は値段も安く、正円の寸法も自由に変更できるのでDIYではおすすめです。自由錐はわたしはもっていなかったので今回購入しました。ちなみに自由錐のデメリットは分厚く固い素材の開口には向いていないことですが、 IKEA BESTÅ (ベストー) への開口は問題なく行えます。

▲充電ドリル用自在錐は種類自体が少ないのとわたし自身はじめて利用したのでポイントだけ。自在錐と名前のついている商品は充電ドリルドライバー用に作られていない場合が多いです。充電ドリルドライバー で利用する際にはドリルチャックという部品を挟む必要があるので注意してください。上記の工具であれば、IKEA BESTÅ (ベストー)への開口は問題なく行えました。

メジャー(スケール)

一家にひとつはありそうなメジャー(スケール)。ただし、DIYで利用するのなら数mmの狂いがアダとなることがあります。わたしも誰が買ったかわからないメジャーで最初は測っていたのですが、測り間違えた?って思うことが結構ありまして。自分を疑っていたのですが、大抵の理由はメジャー(スケール)の歪みや使い方の間違いだったりします。良い道具を使うことが、良いDIYへの近道だと思ってます。

▲長さ7.5mをおすすめします。メジャー(スケール)の売れ筋は5m、5.5mなのですが、DIYというかお家で長さを測りたい時って5m超えることが結構あるんですよね。メーカーはタジマ一択だと思ってます。

その他

  • 定規:位置決めの際に真っすぐ線を引く用
  • 脚立: 高い場所での作業には確実に必要ですが、椅子や机で代用可能です
  • マスキングテープ:位置決めの際の目印に使います
  • 鉛筆:目印を引く用、隠れない場所は傷がつきにくく、後からでも消せるように鉛筆がオススメ
  • 針金:配線を取り出すために必要

このあたりは道具というよりも消耗品なので品質に拘っても、出来上がりの質は変わらないと思います。

結論

すべての道具を新規で買い揃えたとしても約7万円。
プロに頼むと40万円。DIYだと11万円(材料代)+7万円(工具代)で差額22万円。
わたしの場合だと、実際の出費は充電ドリル用自在錐と元々買う予定だった下地センサーだけなので材料費と労力だけで実現可能。
よしやったるで!っと意気込みました。

作業風景

実際の作業風景と、感想など。

作業前

▲設計通りにスケールで採寸し、マスキングテープでざっくり位置決めしてみた段階。左の段ボールの山で全材料の半分くらい。なにせ全部で150kgあるってショッピングリストに書いてましたから。

位置仮決め段階

▲イメージを掴むために、テレビ、サラウンドシステムなどを仮置き。一番心配だったLED間接照明の埋め込み作業。正直出来るか不安で出たとこ勝負だったので出来てほっとしています。 LED間接照明の点灯テストもこの段階でしておきました。

照明取り付け・位置本決め・テレビ壁掛け完了

▲ LEDの間接照明の電源は左上のコンセントからとっています。ほぼ完成。ここまでの作業時間で大体5時間くらいです。 初日の作業はここまでで満足して終了しました。

扉を付けて完成

そして完成。扉の取り付けと調整で大体3時間くらい。上部の扉の取り付けに一番力使いました。扉が落ちないように、支えながらプラスドライバーの手回しで作業するので、もし手伝ってくれる人がいるのであれば扉を支えておいてもらうだけでも大分楽だと思います。

お気づきかもしれませんが、完成写真撮り忘れてたので現在の写真で代用してます💦詰めが甘い。

テレビの裏にルータから有線でLANを引っ張っているので、テレビは有線でインターネットに繋がっています。テレビ下収納の、センターには、リビング用のPC、PS4、サラウンドシステムのAVアンプと熱の出る機材が入っているので、上部に通風孔を追加してます。

IKEA BESTÅ (ベストー)で壁掛け収納をDIYしてみて

自画自賛になってしまいますが、 これほど満足のいく結果になるとは自分でも思っていませんでした。
お金も浮いて、自分も楽しんで、これこそDIYの醍醐味ですねー。
この記事を参考に自分でもやってみたい方が増えれば幸いです。

それでは。最後までお読み頂きありがとうございました。